2015年 ミラノ万博に パート2 女川町篇

ジャパンテーブルアーチスト協会の坂口会長と児玉副会長に東京でお会いする機会がありました。
ミラノでお正月気分を演出するのに獅子舞をしたいという話がありました。
地元加美町には、初午というお祭りがあり、虎が踊りますが、
被災地女川町にイギリスのウィリアム皇太子が訪問され、獅子舞を披露したというニュースを思い出しました。
女川町は米粉の講習会で知り合いがたくさんいます。
とくに懇意にしてもらっている遠藤さんに電話をしてみました。
「獅子頭、家にあるよ!」ということでビックリ!
ミラノ万博の主旨をお話すると、とても貴重なものなのに、
貸して頂けることとなりました。
話がトントン拍子に進み、ゴールデンウィーク明けに、
児玉さんと松崎先生と一緒に女川に行ってきました。
お昼頃、遠藤さんのお宅に到着。
同じ食改さんでいとこの梁取さんのお二人にお迎え頂きました。
遠藤さんのお宅は築90年の旧家だったそうですが、改築中に津波の被害にあわれ、
自宅が流されてしまいました。
それにも負けずに家を再建されたそうです。
獅子振りのお祭りの様子を、DVDで見せて頂きました。
震災前に撮られたもので、
船で踊る獅子、笛のひと、お囃子、見物人、楽しそうに写っている人々。
なのに、あの人も、この人も、津波で死んでしまって・・という話になってしまいます。

女川の海の幸、山の幸をたくさんご馳走して頂きました。
大きな穴子や白魚のかき揚げ、カニ、エビがのった天丼。
海鮮丼、ホヤ、ウニ、山菜の天ぷらやおひたしなどなど。



獅子振りのやり方を教えて頂きました。
踊る時に履く黒い足袋まで貸してもらいました。


最後に記念撮影
本当に何から何まで心のこもったおもてなしをして頂きました。
遠藤さん、梁取さんありがとうございました。

ミラノ万博で日本の被災地復興の願いが込められた女川の獅子が踊ります。

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